DX推進の鍵は外部プロ人材!トヨコンが見据える未来のデジタル戦略

株式会社トヨコンは、包装資材や物流機器販売から倉庫管理、システム開発に至る幅広い事業を展開する中で、デジタル化の推進を課題として認識していました。同社は「外部プロ人材」を活用し、経営課題である社内DXの加速とITインフラ改善に取り組む決断をしました。その背景や取り組みの成果について詳しくご紹介します。

経営課題:社内DX推進とITインフラ強化

トヨコンは、マーケティングオートメーションの導入を契機に新規顧客の獲得に成功してきましたが、社内にはデジタル知識を持つ人材が少なく、さらなるデジタル戦略が必要とされていました。コロナ禍によって外部接触が制限される中、デジタル集客の重要性を痛感し、次なる段階として、ITインフラの底上げとデジタル人材の確保を図りました。同社のIT環境を全面的に見直し、DXプロジェクトを推進するため、「外部プロ人材」を導入し、デジタル化の計画を策定することで競争力のある企業へのトランスフォームを目指しています。

プロ人材のミッション:ITインフラの改善とDX推進計画

採用された新谷氏には、まず社内のITインフラ状況の把握と課題抽出が求められました。新谷氏は、IT機器の棚卸しとともに、社内のITリテラシー向上とデジタル戦略の策定を担当。具体的には、セキュリティの強化、通信環境の改善、老朽化したパソコンの更新計画を立案し、3年計画でのDX方針をまとめました。また、SDGsやDX、地域社会との関係など、トヨコンの各プロジェクトが相互に関係し合う中で、企業風土に合ったデジタル施策を実行しています。

プロ人材の効果:ITリテラシーと経営層の意識向上

新谷氏の入社後、半年ほどでITインフラの現状が整理され、老朽化した機器の影響やセキュリティ面での問題が明確になりました。これにより経営層もITへの関心が高まり、速やかにパソコンの更新とネットワーク改善が進められ、業務効率も向上しました。また、新谷氏のリーダーシップによって社員のITリテラシーが向上し、デジタル化への関心が高まったことで、DXプロジェクトの進捗も加速しています。今後は、策定された中期方針をもとにDX推進をさらに進め、持続的な成長を目指しています。

プロ人材の声:挑戦と責任

新谷氏は、自宅から通勤圏内で、IT業界以外の企業で自身の経験を活かせる場所を探していました。トヨコンのDX推進室長として採用され、自由な社風の中でデジタル変革に取り組むことに大きなやりがいを感じています。同社の経営方針とデジタル戦略の実現に寄与する責任も感じており、長期的な目線でDX推進に取り組んでいます。

企業の声:外部人材による新たな発見と変革への期待

代表取締役社長の明石耕作氏は、新谷氏との出会いにより、社内にITリテラシーとセキュリティ意識が芽生えたことに感謝しています。さらに、新谷氏のDX推進計画によって、今後の3カ年計画が明確化されたことを評価。社内で「Transform トヨコン」を実現できる人材として、今後のトヨコンの成長を牽引する役割を期待しています。

外部プロ人材活用のポイント

トヨコンは、DX推進に際して「外部プロ人材」を探し出し、的確に課題解決を図ることに成功しました。こうした取り組みは、デジタル化が急務でありながらも、内部の知識や経験だけでは対応が難しい企業にとって有益な選択肢といえます。

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