イングカワモトが「外部プロ人材」で新商品開発と海外進出！経営課題への挑戦事例

株式会社イングカワモトが「外部プロ人材」を活用し、新商品開発と市場拡大に成功

株式会社イングカワモト（愛知県名古屋市）は、ネイルシールやボディシールをはじめとする各種シールの製造・販売や、広告デザイン制作を行う印刷業の企業です。1925年創業以来、印刷技術の強みを活かしてきましたが、近年はシール事業を拡大し、国内市場にとどまらずアメリカや中国、台湾、韓国、マレーシアへの輸出も行っています。常にトレンドを捉えた新商品を開発するため、経営課題解決に向けた「外部プロ人材」を探し、さらなる成長を目指しました。

経営課題と「外部プロ人材」導入の背景

ダイレクトマッチング促進会に参加したことで、株式会社イングカワモトは、事業拡大への強い意欲や「外部プロ人材」の必要性を人材ビジネス会社に直接アピールする機会を得ました。この交流の結果、国内外の市場動向に対応できる新商品開発や営業展開を担えるプロフェッショナル人材2名を早期に採用することができ、これが経営課題の解決につながりました。また、アクセサリーキットの製造において加工技術の課題があったため、あいち産業振興機構からの技術支援も得て、さらなる技術力向上にも取り組みました。

プロ人材がもたらした効果と企業の声

新たに採用されたプロ人材は、アクセサリーやホビーといったコンシューマー向け市場の知見を活かし、イングカワモトのシール事業の基盤強化と新規顧客開拓に貢献しました。この結果、ホビー・グッズ業界での認知度向上や商品供給の安定化、新規商品の企画・開発がスムーズに進み、事業拡大に大きく寄与しています。「経験豊富なプロ人材の確保により、成長を加速できた」と企業側もその効果を実感しています。

プロ人材の声と今後の展望

ホビー市場での新商品開発や新規顧客開拓に取り組むプロ人材は、もともとウエディング業界で企画・営業経験を積んでおり、レジンシールの企画や展示会でのイベント企画など、多様な業務を担っています。また、2019年のラグビーワールドカップで販売された応援用ボディシールも発案し、好調な売上に貢献しました。プロ人材としての知識と経験を活かし、新商品やイベントでのデモンストレーション活動を通して、同社の事業拡大にさらに貢献したいとしています。

詳細はこちら：イングカワモトのプロ人材活用事例