活⽤事例

経緯・背景

家庭用電熱器具から工業用ヒーターまで、ヒーターに関する専業メーカーとして、開発・製造・販売を行っている。近年はビジネスチャンス創出のため、問題解決型の提案営業を通じて、海外販路を含めた新規の得意先との取引を積極的に進め、また新規事業の開発にも継続的に取り組んでいる。
2017（平成29）年3月には、厚生労働省主催の「第1回働きやすく生産性の高い企業・職場表彰～魅力ある成長企業賞～」において、中小企業部門で唯一となる最優秀賞（厚生労働大臣賞）を受賞し、新たな人材の確保や育成環境の整備にも積極的である。

課題

新たな柱となる新規事業の構築と海外販路の拡大である。どちらも社内で長年取り組んできたが、限られた資源と経験値の中で、なかなか成果につながらず事業の柱には至っていなかった。

拠点による取り組み事項

新事業開発をテーマとした支援の訪問回数は3回程度で、自社の開発プロセスにおける今後の課題を明確化し、社長と経営幹部の意見交換の場をコーディネート、意見交換のまとめを行った。その後の課題フォローの中で新たなプロフェッショナル人材のニーズが明確となり、今後の事業推進の担い手として、大手企業からの転籍人材の登用に至った。

採用企業の声

今回「大企業との人材交流スキーム」の提案を受けて、海外営業の経験のあるプロフェッショナル人材を登用することができました。大企業側の丁寧な情報提供もあり、当初から私が希望する人材を希望する雇用形態で成約できたことは大きな成果といえます。