⼤企業と地域企業の「プロ⼈材」情報 交換
当企業は、創業130年を超えるセラミックメーカーである。当初、洋食器を製造していたが、碍子製造、アルミナ抵抗管の製造と変化してきた。その後、大手メーカーから電鋳マグネシアについて移管されたことをきっかけに、ファインセラミックスの研究開発型企業として成長してきた。高い技術力を背景に「200年企業」を目指している。
オンリーワン企業を目指して、新規顧客、新規材料、新規技術に取り組み成長してきた。しかし、開発担当者による技術営業が中心であったため、新規顧客の開拓に積極的ではなく、販路が拡がらなかった。今後の成長のためには、営業人材の確保が課題であった。
プロフェッショナル人材獲得の必要性を感じた当企業の要望で、サブマネージャーが訪問し、企業の経営課題を整理・明確化し、必要な人材像を明らかにした。その後、大企業と中小企業によるプロフェッショナル人材情報交換会に参加し、大企業からプロ人材の紹介を受けた。
今回、営業に実績・知見を有するプロ人材の入社によって、営業のシステム作りが一気に進むとともに、すでに成果も出てきています。例えば、過去に見積りのみで終わっている案件の見直し等を行い、積極的な営業活動により成約しています。
プロ人材の声
定年を前に、今まで培った営業のスキルを活用できる場を探していたところ、当企業と出会うことができ、やりたいことがやれています。また、比較的年齢の近い人が多く働いているために、なじみやすかったです。
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